呪術廻戦のキャラクターの中でも一際強い個性を発揮しているのが呪霊たちですよね。
その中でもパワーと存在感を誇る特級呪霊を詳しく紹介していきます!
【呪術廻戦】特級呪霊とは?
(芥見下々先生/呪術廻戦より)
特級呪霊とは、通常兵器が呪霊に有効と仮定した場合、「クラスター弾での絨毯爆撃でトントン」(=対等に戦える)
のレベルの力をもった呪霊と紹介されています。
呪術師と同様に、呪霊にも等級が存在するというわけですね!
第6話の『受胎戴天』では、本来は呪霊と同等級の術師(特級呪術師)が任務に当たることになっているところ、
五条が出張中で人手不足であったため、虎杖・伏黒・釘崎の3人が少年院に赴き、特級呪霊と戦いました。
それでは、呪術廻戦に登場する特級呪霊を、その個性や特徴とともに紹介します。
【呪術廻戦】本編に登場した特級呪霊
(芥見下々先生/呪術廻戦より)
特級呪霊 真人(まひと)
(芥見下々先生/呪術廻戦より)
真人は、「人が人を恐れ憎む負の感情」から生まれた特級呪霊です。
見た目は皮膚がツギハギだらけの美青年で、子どものような無邪気な性格をしています。
真人の技一覧
無為天変(むいてんぺん) | 生物の形を変えて相手の肉体を自由に変形、改造できるほか、改造人間も生み出すことができる。 |
多重魂(たじゅうこん) | 複数の改造人間の魂を融合させる。 |
撥体(ばったい) | 多重魂によって発生した拒絶反応を利用し、魂の質量を爆発的に高め放出する。 |
幾魂異性体(きこんいせいたい) | 拒絶反応の微弱な魂同士を合成した改造人間。爆発的な攻撃力を一瞬だけ実現する。 |
自閉円頓裹(じへいえんどんか) | 真人の領域展開。人間の掌が重なり合ったような領域。術式が必中となる。 |
遍殺即霊体 | 真人が羽化した真の姿。 |
真人は、虎杖との戦闘で弱ったところで偽夏油に取り込まれてしまいましたね。
今後、真人の姿で登場することはあるのでしょうか。
特級呪霊 漏瑚(じょうご)
(芥見下々先生/呪術廻戦より)
漏瑚は、「人が大地を畏怖する感情」から生まれた特級呪霊です。
単眼で頭部が火山のようになっていて、虎杖に「頭富士山!」と呼ばれたあのキャラですね。
短気で激情型。感情が昂ぶると「ポッポー」と火山のごとく高熱を頭頂部と耳から噴出します。
火炎や火山を生み出し操る漏瑚の術式の力は、偽夏油によると宿儺の指8〜9本分と言われています。
漏瑚の技一覧
火礫虫(かれきちゅう) | 漏瑚の頭部から繰り出た虫。爆音の鳴き声をあげ、その後自爆する。 |
極の番「隕(いん)」 | 炎を纏った強大な隕石を降らせる。 |
蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん) | 漏瑚の生得領域。火山の溶岩に囲まれたような領域。術式が必中となる。 |
漏瑚は、宿儺との炎の一騎打ちの際、宿儺に自身の強さを認められ、涙を流しながら焼き尽くされてしまいます。
特級呪霊 花御
(芥見下々先生/呪術廻戦より)
花御は、「人が森を畏怖する感情」から生まれた特級呪霊です。
両目から木が生えていて、左腕は通常布で覆われています。
穏やかで紳士的な性格をしており、作者も「呪いの中で一番やさしい」と明言しているほど。
植物を生み出し操る術式の使い手で、虎杖の黒閃、特級呪具「遊雲」の攻撃に耐え得る耐久力も持ち合わせています。
花御の技一覧
花畑 | 周囲に花畑を展開する。相手の戦意を逸らせ気を緩ませる。 |
木の毬 | 鞠状の木を生成して攻撃する。 |
呪いの種子 | 呪力を食べて成長する種子を相手に打ち込む。 |
供花(くげ) | 周囲の植物の生命を吸い取り呪力へと変換する。その呪力は左腕から放出される。 |
「朶頤光海(だいこうかい)」 | 花御の生得領域。本編では発動に至っていない。 |
花御は、渋谷事変序盤で五条によって祓われてしまいました。
漏瑚が宿儺に敗れそうな時、「まだ真人がいますよ」と語りかける姿が印象的でしたね…
特級呪霊 陀艮(だごん)
(芥見下々先生/呪術廻戦より)
陀艮は、「人が海を畏怖する感情」から生まれた特級呪霊です。
物語の序盤では呪胎のかわいらしい姿をしており、「ぶふぅ〜」という鳴き声のようなものを発していました。
脱皮してからは「私は陀艮」と人語をはっきりと喋り、見た目も勇ましくなりました。
水を生み出し扱う術式の使い手で、伏黒の式神である万象を押し流すほどの威力をもっています。
水の防壁 | 回転する水の輪を作り出し防壁にする。 |
死累累勇軍(しるるゆうぐん) | 海洋生物の式神を無尽蔵に生成し攻撃する。 |
蕩蘊平線(たううんへいせん) | 陀艮の生得領域。南国の美しいビーチのような領域。術式が必中となる。 |
陀艮は、オガミ婆によって降霊された伏黒甚爾にめった刺しにされ祓われてしまいます。
特級呪霊 疱瘡婆(疱瘡神)
(芥見下々先生/呪術廻戦より)
疱瘡婆は偽夏油が使役した特級特定疾病呪霊です。
生得領域の名は明かされていませんが、領域の必中効果として、
①棺桶に拘束②墓石に埋葬③3カウント以内に脱出できなければ病にかかり死ぬ、という設定になっているようです。
冥冥と憂憂が疱瘡婆の攻撃に合いましたが、冥冥のバードストライクを受け、疱瘡婆は消滅してしまいます。
その他の特級呪霊
少年院の特級呪霊
(芥見下々先生/呪術廻戦より)
少年院の特級呪霊は、宿儺の20本のうち1本の指を食べたことにより特級クラスの力を手に入れた呪霊です。
術式は付与されていませんが、不完全ではあるが領域を展開できるほどの力をもっています。
しかし宿儺からは虫けら同様に扱われ、いとも簡単に瞬殺されてしまいます。
八十八橋の特級呪霊
(芥見下々先生/呪術廻戦より)
八十八橋の特級呪霊も、少年院の特級呪霊同様に宿儺の指を食べた呪霊の一体です。
少年院の特級呪霊に姿は似ていますが、それを遥かに上回る強さをもっています。
伏黒を圧倒するも、窮地に追い込まれた伏黒が会得した領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」で敗れます。
【呪術廻戦】0巻に登場した特級呪霊とは!?
(芥見下々先生/呪術廻戦より)
特級呪霊は、呪術廻戦の前日譚である『東京都立呪術高等専門学校』(0巻)にも登場しています。
0巻では、虎杖が高専に入学する前、呪術高専の2年生メンバーが1年生だった頃のエピソードが描かれています。
それでは0巻に登場した特級呪霊を紹介します。
特級過呪怨霊 祈本里香
(芥見下々先生/呪術廻戦より)
祈本里香は、乙骨に取り憑いている特級過呪怨霊です。その強さから「呪いの女王」とも呼ばれています。
もともと二人は同級生で、乙骨のことが好きな里香は母親の婚約指輪を贈り、二人は将来の結婚の約束をしていました。
11年前に交通事故で車に轢かれてしまいますが、乙骨の「死んじゃダメだ!!」の言葉がきっかけとなり呪いに転じます。
生前は愛らしい少女の姿をしていた里香ですが、呪いと化してからは醜悪な容貌へと変わり、
乙骨に危害を加えようとする人間を容赦なく攻撃するようになりました。
乙骨の「愛する人の魂を抑留する縛り」により里香は変幻自在で底なしの呪力をもっています。
それにより、乙骨は
- 底なしの呪力
- 無条件の術式模倣
- 反転術式
などの技が可能になっています。
乙骨が日本三大怨霊の菅原道真の子孫であってことが判明し、乙骨が里香に呪いをかけていたことが明らかになります。
祈本里香は乙骨との激戦の末夏油に勝利。
戦いの最中乙骨自らが縛りを解いたことで解呪され、「またね」といい消えていきました。
本編の渋谷事変後乙骨が連れていた「リカ」は祈本里香なのでしょうか、今後描かれていくことでしょう。
特級仮想怨霊 化身玉藻前(けしんたまものまえ)
(芥見下々先生/呪術廻戦より)
化身玉藻前は、乙骨との戦いで夏油が使役した特級仮想怨霊です。
高専に登録されている特級呪霊16体の内の一つだと夏油が作中で語っています。
里香を顕現した乙骨によって祓われてしまったのか、その力は明らかにはなりませんでした。
【呪術廻戦】まとめ!
(芥見下々先生/呪術廻戦より)
いかがでしたか?
今回は、呪術廻戦に登場する特級呪霊をまとめてお伝えしました!
どの特級呪霊も、キャラが作り込まれていて面白いですよね。
味のあるキャラクター達だっただけに、祓われてしまったのが惜しいくらいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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