今回は呪術廻戦 御三家を徹底解説!!五条・伏黒・加茂の関係性は!?について考察していきたいと思います。
この中では私の考察が入りますので、ご了承ください。
御三家という言葉はよく聞きますが、実際どのようなしくみなのかあまり知られていないかもしれません。
今回はそれぞれの家柄について説明していきたいと思います。
関係性も明らかになってきます。
では 御三家を徹底解説!!五条・伏黒・加茂の関係性は!?についてみていきましょう。
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【呪術廻戦】御三家とは!?
御三家とは禪院家・加茂家・五条家によって成り立っています。それぞれの特徴をみていきたいと思います。
禪院家
呪術廻戦を読む限り御三家の筆頭ともいえる名家です。
渋谷事変で第26代目当主・禪院直毘人が死亡し、現在は当主不在です。(ジャンプ147話で伏黒恵が当主についていることが分かりました)
順調にいけば直毘人の息子である、禪院直哉が27代目当主になるはずでしたが、直毘人の但し書きにより、伏黒恵が当主になる公算が大きくなったため、いわゆるお家騒動が勃発し、混乱の最中にあります。
作中に登場する禪院家の人物には伏黒(禪院)甚爾、禪院真希、禪院真依などがいます。
甚爾の実子である伏黒恵も禪院家の血筋の一人となります。第138話に登場した禪院扇は真希、真依の父親です。また禪院甚壱は伏黒(禪院)甚爾の兄にあたります。
「禪院家に非ずんば呪術師に非ず 呪術師に非ずんば人に非ず」(第41話)とまで言い切る家系であり、実際呪力を持たずにうまれてきた、伏黒(禪院)甚爾、禪院真希はその扱いに反して禪院家を出ています。
また術式に対する執着は相当なもので、伏黒恵に術式があると判るや否や、金を払ってでも迎え入れようとしました。
名家だけに家の断絶を恐れていたり、所持する術式が及ぼす勢力への影響を考えてのことでしょうが、なりふり構わぬその姿勢には清々しささえ感じるほどです。継承されるべき相伝最強の術式は「十種影法術」だとおもわれます。
加茂家
作中ではあまり語られてないけれど「赤血操術」を相伝の術式にもつ名家です。呪術高専京都校の3年・加茂憲紀は、側室の子でありながら術式を持って生まれた故に嫡男して迎え入れられ、次期当主となることが決まっています。
この姿勢は禪院家と大差ないといえるでしょう。またこの家からは「御三家の汚点」と呼ばれる人物・加茂憲倫が生まれています。実際には憲倫の身体を乗っ取った偽夏油(羂索)の仕業だったとはいえ、それを知る由もなかった加茂家は、その存在を恥じているようです。
五条家
作中でももっとも謎な名家です。
現代最強の呪術師・五条悟を輩出した以外には、江戸時代は慶長の時に、禪院家当主と五条家当主が御前試合を行い、相打ちとなったことが五条悟の口から語られた程度です。
ただ他の御三家と違いその出目は明らかであり、日本三大怨霊といわれた菅原道真を祖先としています。ちなみに乙骨憂太も、超遠縁の親戚です。そのことから考えると、超人級の呪術を輩出する家系なのかもしれません。
「六眼」の能力と相伝の術式「無下限呪術」を併せ持って生まれてくると、最強の呪術師になることが多いようです。
【呪術廻戦】御三家(禪院家・加茂家・五条家)の関係性は?
現代でも呪術界においてこの御三家は幅を利かせています。しかしその実態は、現代最強の呪術師・五条悟の意思には逆らい難く、結果、五条家がトップに君臨していると考えていいでしょう。
これは権威が個人の力に負けている状態といえるのですが、国家とのつながりや、長年の権謀術数の応酬を考慮すれば、他のふたつの家系が黙っているはずもありません。
新しい世界の混乱を期に輩出された呪術総監部の発令内容は、それを多分に含んでいると考えていいでしょうね。
少々角度は変わりますが、この御三家は禪院家以外にふたつの家柄について、実際の歴史にルーツを求めることができます。
例えば加茂家は平安時代の陰陽師の名家・賀茂氏にあたると考えられます。賀茂家の中でも有名なのは賀茂忠行であり、彼は遣唐使の廃止により新知識を得られなくなった陰陽道において、そこに呪術と密教の要素を加えることで陰陽道を刷新、天皇の信頼を受けることになった人物です。
また賀茂家と陰陽道を二分する、安倍晴明の師匠としても有名です。その名声は平安時代末期に描かれた「今昔物語」にその名が見えるほどです。
また、五条家は、実際に菅原道真をルーツとしてもつ家柄として知られています。菅原家の数ある末裔のひとつですが、代々官職を担っており、陰陽道や呪術に関わった記録はないようです。
それよりも野見宿繭を祖先に持つことで、相撲について関わりが深かったのです。
ここで注目したいのは、賀茂家は陰陽道の二大名家の家柄、五条は俗に日本三大怨霊といわれた菅原道真が基になっていることです。
陰陽師といえば、賀茂家よりも阿倍家の方が有名です。それは時代を越えて物語化されている安倍晴明という人物によるところが大きいのです。
また日本三大怨霊は、菅原道真・平将門・崇徳天皇とされています。
現代のおいて比較したとき、両面宿儺よりも平将門・崇徳天皇の方が有名であることは間違いありません。
新しい展開を迎えた呪術廻戦ですが、本番は寧ろこれからで、ここにあがった阿倍氏や、残りの三大怨霊が活躍するかもしれない・・・ということなのです。
御三家を呪う側、祓う側の両者がチョイスされていることを考えると、それらの人物がどのような立場で登場するかは見当がつきません。
現在の御三家
御三家は牽制しあっていて、お互いの地位や利益の為に動いています。五条家は一歩引いた感じで五条のワンマンチームというところが否めません。
しかし禪院家は「禪院家に非ずんば・・・」というかなり古風な家柄もあって、しきたりや相伝の術式にかなり執着しています。加茂家も禪院家と似たような感じとなっていて、お互いがお互いを牽制し、仲は悪いです。
【呪術廻戦】まとめ
今回は【呪術廻戦】 御三家を徹底解説!!五条・伏黒・加茂の関係性は!?について考察紹介してみました。
呪術をテーマにした作品である以上、登場してるべき人物たちでしょう。今後どのような形で彼らが登場するのか、楽しみに待ちたいところですね。
最後までご愛読ありがとうございました。